狩猟のしごと

狩猟のしごと

北海道の狩猟期間は
10月1日から1月31日まで、
猟の出来る時間は
日の出から日没までに限られています。

猟師の朝はとても早く、日の出とともに猟が始まりますので、
その前に猟場に到着して準備をします。

エゾシカなどは夜行性でエサを求めて早朝や夕暮れは盛んに活動しており、最も出会いが多く捕獲率も高い、この時間帯を狙います!

エゾシカ猟と言ってもシカなら何でもよいと言う訳ではなく、個体の大きさや脂の乗りなどを見極める、その後は急所を確実に撃ち、ストレスを与えないことも重要です。

そして、捕獲できても運び出すまでに必要以上の時間が経過すると、自らの体温で身焼け(肉が煮えたようになる)し、肉の損傷は避けられません。こうした事情から捕獲後の運び出す作業時間も品質に関係します。

これらの条件を満たして初めて捕獲します。獲物との駆け引きの後、運よく捕獲に成功したとしても、今度は鮮度と品質を維持するために、時間との闘いになります。

確実に下処理を施した獲物は、冷却し粗熱を取る対策をして解体施設へ運びます。剥皮し、肉の状態に問題ないかの確認をし、こうして初めて食肉利用を目的とした猟師の仕事は完結します。